アメリカがキューバを侵略した時に、アメリカ兵がラムをコーラで割るという飲み方をした。このラムをコーラで割ったものは、キューバ・リブレ（Cuba libre, 英語ではキューバ・リバー、スペイン語ではクーバ・リブレ）と呼ばれるカクテルの1つである
僕の弟が部屋にチェ・ゲバラの最も有名なデザインのあのポスターを貼っていた、つまり赤地に黒一色で彼の顔がプリントされたやつだ。お前そんなの貼ってるんだったらホームレスのために炊き出しでもしたらいいじゃん、みたいなことを僕は言ったら彼は不思議そうに笑ったので今度は僕が不思議だった。
弟は俺はこのポスターはポップアイコンとして貼っているだけでつまり…レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのポスターを貼るのとさほど変わりがないみたいなことを言った。まあそうだろうが…。
僕はホームレスのために炊き出しをするというのは、チェ・ゲバラの最も大切にした優しさや慈しみの心だと思ったからそう言ったんだ。彼自身言っていたように本当の革命家というのは例外なく人間への愛によって貫かれているはずだ。
僕は斜に構えた皮肉屋だし人間への愛とか人類愛とかそういうセリフは嫌いなんだけど最終的にはそこへ帰ってこざるをえないという諦めの気持ちがあるのかもしれない。何事においても、そこに愛が無ければすべては虚しいものとなるでしょう。それは結構確かだろう。
