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デートDV」高校・大学生の3割経験…石川で民間調査 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090623-OYT1T00034.htm

アンケートでは、高校生の過半数、大学生の約7割が恋人がいると回答した。このうち、約29・7%の若者が何らかのデートDV被害に遭った経験があり、特に大学生は、約40%に被害の経験があった。

 被害の内容は、▽言葉での暴力(約9・7%)▽行動を制限される(約8・7%)▽目の前でものを壊したり、ナイフを持ち出すなど怖い思いをさせられる(約2・6%)▽殴るけるなどでけがを負わされる(約0・8%)▽性的行為を強要される(約2・8%)――など。

ほとんどの男がこの種の愚かさと無縁ではないと思う。相当自覚的に行動しなければ、男というのは馬鹿だから自分のほうが女性より優越的な地位を占めていると勘違いしてしまう。それが上の引用に示されているようなまるで幼稚園児並みの幼さへと結びついているわけだ。 "▽行動を制限される(約8・7%)" 宮台真司がいつだったか、たしかvideonewsの番組の中で "ソクバッキー" という言葉を使っていたんだけど、例えば恋人が男友達と飲みに行っただけで邪推して勝手に機嫌を悪くするようなショボい男が大勢いるそうだ。そういう男は自分に自信がないので相手を常に自分の目の届くところに置いておかなければいつ他の男に盗られるか、それが心配でたまらない。それで常に相手の行動を把握しようと試みたり、場合によっては自分の気に入らない相手との関係を断ち切ろうとさえするわけだが、その種の束縛を男性の愛情の表れだと考える女性も何かが間違っているような気がする。男のその種の行動は愛などという高尚なものとは全く無関係の何ものかで、たぶん、単に俗悪な支配欲に過ぎないという場合がほとんどだ。誰かが言うには、互いに自立した個人の間にのみ恋愛というものは可能で、そうでない関係は大方の場合どちらかがどちらかの奴隷となる事態に終わってしまうということだ。

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