頼んでいたヘッドフォンが来た(http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-pro700ltd.html) 左のやつだ。Black and Gold..... 国内1000台限定らしいけどAmazonに出店している音楽の機材の店にはまだ数台残っていた。今まで4年くらいSONY MDR-Z900を使っていた(http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/headphone/acc/index.cfm?PD=827) このヘッドフォンはイヤーパッドと頭に当たるところの橋にビニールが張ってあるんだけどそれが経年劣化でペロペロと剥がれてきて、僕のペロペロはもう全部どこかへいってしまった。もう気がついたらそのペロペロがなかった。それくらい夢中になって音楽を聞いていた、というわけではない。そのペロペロが勝手にお出かけしていくわけだ。このヘッドフォンのあだ名を "ペロペロ" としてもいいと思う。
カールコードの被覆もダメージを受け、ヘッドフォン側から伸びていくストレートの途中で断裂し、赤、緑、黒の、寄り合わされた三本の細い芯線が20cmくらいむき出しになっているが、線が繋がっている限り音は変わらずに聞こえてくる。たださすがにもう修理しようと思って "MDR-Z900 修理" でGoogleしたら、総計で1万円以上かかったというあるblogの記事がヒットした。自分のもかなり弱っているし、そのくらいはかかるかもしれない。でもそんなにかかるんだったら新しいのを買ったほうがいい。そろそろこれにも飽きてきたし、20000円も出せばきちんとしたヘッドフォンが買えるんだから新しいのを買ってもいいじゃないか。いつか金に余裕があるときにでもSONYのそれは修理に出せばいい。
それでさっき来たaudio-technicaのヘッドフォンで試しに普段聞いているファイルを聞いてみたら低音がよく出ることは以前とは比較にならない。MDR-Z900では特別に意識することもなかったベースラインが格段にsexyになり訴求力を増した。頭蓋の深部まできちんと低音が届くようになり、あらゆる種類のBassを前よりも気持ち良く聞けるようになった。ただ低音に関しては聞き始めてまだわずかに数時間の段階だが少し頼りなく像がぼやけているが、kakaku.comで得た情報によれば聞いているうちにそれも徐々に締まってくるという話だ。高域も気持ちよく抜けていく。ただ中域は、Z900に慣れた耳では低域と高域に挟まれて窮屈な印象、Vocalなど少し埋没してしまうという感じ。他にピアノの音、弦楽器の音などもわずかに曇ってしまう。しかしこれはそもそもクラシックを聞くためのヘッドフォンではなく、喧騒に満ちたフロアの暗がりで確実に音を取るためのそれでRろう。だからそういう味がついていてそれでいいのだし、普段も主に広義のエレクトロニッカを聞いてるだけだからそれで問題なし男ちゃんだ。
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トヨタ ヴァンガード CM 【高画質】
http://www.youtube.com/watch?v=L4fvgZ_fbEY
トヨタ ヴァンガード 【高画質】
http://www.youtube.com/watch?v=svmG8QlE2HE
たまにテレビ見てると今トヨタの "ヴァンガード" というSUVのCMを流してるのが目に入るんだけどこれが恐ろしくダサい。いちいちけなしたくなるほどだ。せっかく電通に入ってこんなの撮れと言われたら死にたくなるだろう。ユーモアがない、驚きがない、ひねりがない、面白くない、恥ずかしい。あるのはただトヨタ上層部の加齢臭のみだ。
トヨタのダサさなんて改めて言うほどのことではないかもしれないし、むしろ徹底してダサいことこそがトヨタの強みでもある。トヨタの売り上げなどはどうでもいいし、F1撤退にも興味はない。しかしこのようなCMを放っておくことは僕の良心が許さない。このようなCMはほとんど公害に等しいものであると主張したいし、こんなものを撮って何食わぬ顔で街を歩いているCMディレクターはさっさと廃業したほうがいい（でもこういうのを撮るのがその人の仕事なのかもしれないし、妻子もある身だとすれば無理にとは言えないが）
