A Note

^_^

Gotta go fast

www.bloomberg.co.jp

 

今日昼過ぎの面白いニュース。「龍が如く」の名越さんが中国企業にヘッドハントされるだろうという。今の日本では宮本茂小島秀夫の次に名前が出るくらいの人だからこの話が実現すれば国内ゲーム業界に少なくない衝撃を与えるだろう。

移籍先のNeteaseとSEGAとを2020年の売上で比べるとそれぞれ、1兆円と2500億円。NeteaseのほうがSEGAよりずっと巨大でさらに勢いで上回る企業と見ていい。

スター級の人材を他社から奪うときに必要なのは前職より高い給料と優れた労働環境。

名越さんがSEGAでいくらもらってるか知らない。年収1千万円でないことは間違いないが、では開発タイトルの売上に連動する歩合その他含めて3億に届くかというと分からない。ただもし名越さんが3億円もらってないなら全然夢のない話だ。業界でトップクラスの人間が数億円稼げないような世界には希望がない。

ともかくSEGAには払えない給料をNeteaseは払えるし払うから彼を引き抜くことができる。

仲間も連れていきたい。プロデューサー1人で誰も知らない中国の開発スタッフの中に素手で乗り込んだところでろくにゲーム作れないだろう。

だからSEGAで長年一緒にやってきた「名越組」みたいな通じ合うスタッフを彼がNeteaseにどれだけ連れて移籍できるのかも大きなポイントになる。