A Note

^_^

Fuck this

東京の

 

新規感染者数

stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

 

 

 

重症患者数

stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

 

7月31日からここに書いてたが、*1、上1つ目新規感染者がピタリ賞の5000で頭打ちになった。これ以上検出できません、つまり今後は本当は何人感染してるか東京都は一切分かってません。現時点の実数は10倍くらいじゃない。

あと2つ目重症患者数、8月17、18日からグラフの伸びが止まっててこれはキャパの限界まで使い切ったことを示してる。

だからこれから感染してすごく悪くなって死にかけても都内に人工呼吸器もECMOも消滅だから、それが必要になった時点でまず死にますと考えてOK。

東京はもうウイルスの巣窟になってるので、ウイルスの側からすると感染先を焼き畑のように使い尽くすかもね。

つまりデルタ株の爆発的な感染力を考えたらこれからの2ヶ月で主に未接種者から成る感染資源(=人間)をCovid-19がほとんど使い尽くして、家や道端で人がバタバタ死んでもう感染させる先がありませんの状態まで焼き尽くして感染下火になる、というのが日本の一番ありそうなシナリオ。

その場合はもちろん信じがたい地獄絵図が出現するでしょうね。

それを正面からまともに食らう現場の医療者は徹底的にダメージを受けて破壊されて、すべてが終わった後でPTSDを発症して二度と医療現場に戻って来ない人が大勢出るでしょうね。

Taliban 2.0

www.aljazeera.com

 

昨日タリバンは2週間以内にカブールを手にするだろうと書いたけど24時間以内に事実上それが起こった。

ところが首都における最終決戦は避けられる雰囲気だ。現政権は最後まで抵抗し血を流すのではなく、むしろ平和裏にタリバンへ権力を明け渡す意図が見えてきた。

今のタリバンは国際社会からのRecognitionとLegitimacyを獲得した上で、信頼に足る政権を樹立しアフガニスタンを治めることを第一の目標としている。だから血に飢えたReligious extremistと見られることは何よりも避けている。

今後のアフガニスタンはどうなるか。

おそらく言い訳のように他の勢力からも多少は人間を加えながらも、実質的にはタリバンの完全に支配する政権が組織され、国家の統治が行われることになる。

道路、送電網、水道、光ファイバーの敷設など、長期の戦争で荒廃し発展の著しく遅れた国土の復興やインフラの整備には、中国が強力に食い込んで完全に掌握する。

ロシアも中国の食べ残し程度は拾えるがその程度だろう。アフガニスタンはこれから中国の裏庭になるだろう。

地政学的に言ってアメリカは信じられないほど完璧に負け、中国が信じられないほど完璧に勝ったと見ている。

The Afghan Experiment

www.reddit.com

gulfnews.com

 

アフガニスタンの首都カブールがタリバン支配下に落ちるまであと2週間もかからないと思う。アメリカはそれを見越して、時間の問題で占拠されるはずの現地大使館において機密文書を裁断し情報の隠滅を行っている。

タリバンの進軍が笑えるほど速い。これはタリバンと戦い国を守るはずのアフガニスタン国軍がほぼまったく機能していないことを示唆している。アメリカは20年かけて、腐敗が極まり士気の限りなく低い軍隊しか組織できなかった。だからアメリカ軍が引き上げ逃げていくこのタイミングでこうなることはあらかじめ決まっていた。タリバンの獲得したどの大都市もほとんど無血開城に近いはずで、部隊の丸ごとが敵前逃亡するような状況はもはや普通のことと思われる。

首都が落ちるということはつまり再びタリバンの治世が始まるわけで、厳格なイスラム法が敷かれるだろうし女性は奴隷化されるだろう。

アメリカが莫大な戦費また敵味方含め多数の人命と引き換えに武力をもってアフガニスタンへ強引に挿入しようと試みた民主主義体制は完全に瓦解し、失敗に終わる。

He's just a clown

coronavirus.jhu.edu

 

大まかな感触で、日本全国の今日から2ヶ月の新規感染者数は累計で120万人、新規死者数は3万人程度を数えるんじゃないかな。Case fatality rate=CFR(=全感染者に対する全死者数の割合)は2.5%あたりを見てるからその数字になる。

10月13日にまたここを見て答え合わせできるようにとりあえず数字を出しとく。

 

上のJohns HopkinsのサイトでCovid-19の国ごとCFRが見られる。

数字大きな順にソートして見ると1位はイエメンで19.3%。感染者の20%が死ぬ国というのは終わっている。これは地獄の数字であって、イエメンがFailed stateであり国家機能も医療体制も完全に喪失しているのをを示している。飛び抜けた負のOutlierであって他国の参考にはならない。

2位がペルーで9.3%、ペルーはイエメンほど壊れた国ではないのにものすごくひどい数字になっている。これはペルーが世界で唯一すでにラムダ株に蹂躙された国であるという事実がとても効いていると考える。またラムダ株を恐れるべき有力な一つの証拠だと見ている。

日本の今のCFRは1.4%だ。感染者107万人、死者数が1.5万人。

この1.4%はなんとか医療崩壊の瀬戸際で踏みとどまれた場合の数字で最良のシナリオでこうなるもの。

これから全く違う。恐ろしいことになる。今すでにそうなっているしまたこれからさらに悪化するが医療が完全に崩壊して消え去るので今後の日本でCFRは1.4%から確実に上昇すると見てる。

ワクチン接種率など変数がたくさんあって正確な予想なんて無理だが、今後発生するほぼすべての感染者が自宅へ放置されるという馬鹿げた事態を考えれば手元の感触でいうと2.5から3%が見込めるかな。

 

 

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news.yahoo.co.jp

 

一連の流れを見て思うことは、DaiGoくんみたいな人はこの社会に必要がない、死んだほうがいい人だなって感じました。邪魔だし、プラスにならないし、臭いです。

しかもこういう残酷な人間に限って多数のフォロワーを抱えているので、批判的な思考力を持たない馬鹿たちは扇動されて「弱者への剥き出しの差別と暴力はかっこいいことなんだ?」と思ってしまい、すでにクソみたいな日本の社会がもっとクソになるのです。

DaiGoくんはとても有害で危険なことをしているのですが、哀れなことに自分でそれに気づいてもいないと思います。

残念ですがこういう人はもう死んだほうがいいです。生きていてもこの社会に害毒を撒き散らすだけだからです。

あくまでも個人の感想です。

Next is the Lambda variant

www3.nhk.or.jp

 

 

制御しようともしていないのに「制御不能」と言われても参ってしまう。とはいえその言葉に嘘はなく、終わりが始まったのを認める発言と考えていい。もう国も東京都もその無能力によって感染者の確定と隔離を放棄したので、つまり新規感染者数の減少へ持ち込むことはもはや不可能。

それがどういうことかというと、これから首都圏で暮らすワクチン未接種者の全員と、接種済みの2割(Breakthrough rate)がデルタ株に感染すると思う。それで何人死ぬかは分からないが「すごくたくさん」だ。接種済みの感染者はほとんど死なないだろう。死者のほぼ全員は未接種者が占める。今病院や治療という概念は完全に消滅しているので、その人たちは一切の手当を受けられないまま自宅へ放置され、苦しんだ末に死ぬ。運の良い人は自分の生命力で生き残る。運が良いか悪いかはかかってみるまで分からない。

実際には地獄絵図がある程度続いた時点で「経済活動への影響…」などと言っていられない事態になるので、その時点で世論また知事会の激怒や、社会に広がる末期的な絶望感に負ける形で政府がロックダウンを余儀なくされると思ってる。それがいつになるかは分からないがもちろん遅れるほど未来の死者は増える。

もし本当にロックダウンせずに行くなら自国民を積極的に大量に殺しにくるという意味で冗談でなく世界史に残るすごい政権になれるが、連中は馬鹿で腐敗して狡猾ではあってもそこまでの根性はないと思う。

 ところが今パラリンピックやるつもりでしょ。8月24日から9月5日。現政権の薄情さと愚かさを考えればパラ開幕以前のロックダウン決断はできないと見てる。どれだけ状況が悪化しても強行開催を試みるはず。そうだとすれば最短でも閉幕後9月6日からの都市封鎖ということになる。

 9月6日まであと25日もある。このまま25日放っておけばたくさん死んでいろいろ終わるには十分過ぎる時間がある。だからどうせ現状をはるかに超えてめちゃくちゃになることはもう決まっている。

 

 

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ラムダ株について調べてる。英語圏アメリカのフロリダでもうデルタを置き換えつつある雰囲気。またすでにラムダに蹂躪された国がペルー。

眺めて大まかに受ける感触としてはデルタより確実に怖い。デルタよりブレイクスルーの確率が大きく上がってる。ワクチンを無効化して感染させに来る能力がとても高い。ワクチン接種者さえ普通に入院へ追い込むようなすごい株に見える。ラムダ株の感染予防のために現行のワクチンがほとんど効かなくなってる可能性さえあると思う。感染者への攻撃力もデルタと同等か少し上の印象。

フロリダやUKとかこれからラムダが先行して感染を広げていく地域から出てくる情報や研究をよく見ていく必要がある。ワクチンがどれだけ効かないのか、攻撃力はどの程度なのか、それが数字で分かってくる。

これから日本ではデルタとラムダとで人間という宿主の奪い合いをしていくことになる。ラムダがどれだけ勢力を広げるかはまだわからない。ただ必ず広がると思ってる。6月はじめにデルタの割合が0%だったときからほぼ100%に至る現在まで、わずか2ヶ月しかかかってない。

 つまり今年の秋から冬にかけてラムダ株がデルタを置き換えるほど日本を席巻するのには十分過ぎる時間がある。そしてその場合には現在の日本で起きている悲劇をさらに超えた、目も当てられない光景が出現する可能性は高い。

それがなんなのかはその時が来れば見える。