A Note

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2015 CANNONDALE SYNAPSE CARBON 5 105 完成車  定価¥259,200(税込)

https://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2015/synapsecarbon5.html

 

人生初のロードバイク、カラー黒緑のほうを買った。GIANTのクロスバイクなんかは普段の足にいつでも乗ってるけど、レースに出られるような自転車を手に入れるのが初めて。

4年前に新車で乗り出した人たちが25万円払った、フルカーボンに105積んだ自転車だけど、走行1500kmと少なく落車なし目立つ傷ほぼなしのそれはきれいな輝く個体を8万5000円で譲ってもらうことに成功。その人には後光が差していた。拝みます。

 

乗って最初の偽らざる感想。「こんな止まらないXXブレーキのチャリで時速70kgで峠を下ってる連中はとても正気ではないわ」

MTB系のチャリンコから移って来た人は例外なくそうだろうが、まずロードバイクのあまりのブレーキの効かなさにビビります。

リム磨いてブレーキシュー削って試走するも変わらずで、そのときこれが仕様上の制動力なのだと理解し、憂鬱になった。

 

自転車に乗るときに一番怖いのは事故だ。

時速40kmとか50,60kmの速度が出る自転車に乗る以上そのブレーキに命を預けてるわけで、そこに怖さを感じる状態の車両なら乗るべきではない。

時速50kmで長い下りを滑り降りてるときに効かないブレーキのせいで止まりきれずカーブ向こうの車に突っ込んで、何本か骨折れたとか40万円の自転車廃車になった、なら運が良い。死んだらそれまでだし半身不随になったら今のところ元の体には戻らないし頭強く打てば機能障害が残ることもある。

SHIMANO最安のメカニカルディスクブレーキでさえ体感でこの105の5倍の制動力があったわけで、ロードバイクに乗ってまず最初の衝撃はこのブレーキの効かなさ。

前からロードに乗ってる人は「そういうもの」とか「握り方が」とか言うだろうけどディスクブレーキのチャリンコに乗ってた者から言えば、これはそういう問題ではないわ。絶対的な制動力そのものが足りてないと言い切る。自転車の設計思想そのものを更新すべきでしょう。そして止まらないブレーキで楽しく公道をかっ飛ばしてるロードバイク乗りたちの意識を更新すべき。万が一のときに止まらない自転車では現世を通り越してあの世まで行き過ぎてしまいます。

 

というわけで今それは更新されていて、現在ロードバイクにディスクブレーキを載せていく業界の急速な流れがある。この動きは加速こそすれ止まることはないでしょう。1年か2年かそれとも4年か経って僕の次に買う1台があるとしたらそれは間違いなくリムブレーキではなくディスクブレーキを積んだロードバイクになるでしょう。

それまではこの5800系105のブレーキでは怖くてまともに乗れないんで、1万円で買えるアルテグラBR-R8000を注文して載せてみる。このモデルから新しい設計、Vブレーキで大昔から使ってるU字のブースターが入ってるんだよね。レビュー見ても下位グレートとは明確な大きな違いという意見多いので期待して(´ . .̫ . `)